カフェオレとカフェラテの違いってこんな簡単なことだったのか!
最近はコンビニで本格的なコーヒーを手軽に楽しむ機会が増えてきましたよね。
ちょっとコーヒーが苦手な方でもたっぷりミルクを加えると甘くてやさしい味がわいが楽しめます。
ところで、カフェオレとカフェオレの違いって何なんでしょうか?
カフェオレと言えば、耳馴染みなCMがあります。
カフェラテはなんだかオシャレなイメージ。
よくわからないけど結局はコーヒー牛乳でしょ!
そうは思っても、やっぱり気になるので調べてみました。
- カフェオレとカフェラテの違いをズバリ!
- 作り方を実際に見てみよう!
- コンビニのカフェラテ、実はカフェオレ?
などを合わせて紹介します! 知識がつくとより味わいが深くなりますよ!
カフェオレとカフェラテの違いとは?
カフェオレもカフェラテも「コーヒー牛乳」という意味では同じです。
- カフェオレ:cafe au lait(フランス語)
- カフェラテ:Caffe Latte(イタリア語)
では何が違うのかとなると、ずばり、コーヒーの違いです!
- カフェオレ:コーヒー(ドリップ式等)+ 牛乳
- カフェラテ:エスプレッソ + 牛乳
イタリアでは「Caffe」といえばエスプレッソのことを指します。
エスプレッソとは、細かく砕いたコーヒー粉を敷き詰めて固めたものを専用の機械で高い圧力をかけて短時間で抽出したコーヒーのことです。味は濃く、旨味が凝縮され、カフェインが少ないのが特徴です。
エスプレッソは濃く抽出されるため、比較的浅煎りの豆を使うのに対して、ドリップ式のコーヒーの場合は深煎りの豆を使うことが多いです。なので、豆じたいにも違いがあります。
● ミルクの違いはないの?
蒸気で泡立てたミルクをスチームミルクと呼ぶのですが、これを用いてエスプレッソで割るのがカフェラテだ! とするところもあります。ですが、国によってニュアンスが違うようです。
- アメリカ:カフェラテ
- イタリア:カプチーノ
エスプレッソ + スチームミルク
カフェオレとカフェオレの違いはミルクにあると言われることもありますが、日本バリスタ協会のカフェラテの定義は「エスプレッソと牛乳を混ぜたもの」としているので、量やミルクの温め方による違いを問題にはしていないようです。
ですが、ミルクの違いもあると考えることもあるので覚えておいて損はないです!
実際の作り方を動画で見てみよう!
カフェラテとカフェオレの違いは作り方を見れば違いがすぐにわかります!
● カフェオレの作り方
アイスコーヒーに牛乳を加えて、鍋で温めているのがわかりますね。お家でも真似して作れそうです。
● カフェラテの作り方
エスプレッソとスチームミルクの作る過程がメカな感じがして面白いですね。
実際に作るにはエスプレッソマシーンが必要そうですが、ラテアートも楽しめそうなので検討の余地はありますね。
コンビニのカフェラテ、実はカフェオレ?
コンビニにコーヒースタンドが設置されているのも珍しくなくなり
気軽に本格的なコーヒーが楽しめるようになりました。
最近では、カフェラテやカフェオレを味わえるコンビニも増えてきました。
そこで、少し意地悪な見方をしてみようと思います。
カフェオレとカフェオレの違いはエスプレッソか否かなわけですが、実際はどうなのかというと
- ローソン:エスプレッソ式抽出機使用
- フェミマ:エスプレッソ式抽出機使用
- セブン :ドリップ式コーヒー抽出機使用(2015/7)
実はこの3社のコンビニは「カフェラテ」として販売しています!
ところが、セブンイレブンは厳密に言うとカフェオレなのです。
セブンの商品に対して、日本バリスタ協会は「エスプレッソと牛乳でつくったのがカフェラテというのが業界の認識。だが、絶対にこうでないといけない、というものではない」と、特に問題視はしていない。消費者庁表示対策課も「消費者は同じだと思っているのではないか」と話す。
セブン&アイ・ホールディングスの広報は「厳密にはカフェオレ」と認めている。「ドリップコーヒーを使っているが、専門店のカフェラテ以上の香りとコクとミルクの味わいが感じられる飲み物を実現したのでカフェラテにした」と説明している。引用:東京新聞
この見解は面白いです。結局カフェラテもカフェオレも違いはないと受け取ることもできますね……。
日本では女性を中心におしゃれな飲み物というイメージでカフェラテが広がった経緯があるので、販売戦略のひとつなのかもしれませんが賛否はあります。
美味しければよしととることもできますが「みかんとオレンジ」は一緒と捉える感じになるのも確かなので、難しいところではあります。
まとめ
カフェラテとカフェオレは似てるようでも、少し違うのは確かです!
ふとお店に入ったときに気にしてみると、よりコーヒーの深みが味わえると思います。
細かなことでも、知識が増えていくのは楽しいですね。
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