フランスパンとバゲットの違いとは? 3つの特徴でわかる!
外はカリッと! 中はモチっとしたフランスパンって美味しいですよね。
以前スーパーで働いていたことがあるのですが、そのお店の中にあるパン屋さんの特売でフランスパンが1本100円でした。
ふと「フランスパンが100円って安いですね!」と言ったら「バケットだけどな!」と言葉を返されたことがあります。
見た目はそっくりですが「フランスパン」と「バゲット」って何が違うのでしょうか?
気になったので早速調べてみました!
- フランスパンとバゲットの違いをズバリ!
- バゲット? バケット? 正しい名称はどっち?
- 美味しいフランスパンの見分け方とは?
などもまとめているので、パリっとサクッと違いを探っていきます!
フランスパンとバケットの違い! 3つのポイント!
バゲットはフランスパンの中の種類のことです。
フランスパンには、製法や形状によっていろいろな種類があり、それぞれ名称があります。
バゲットの3つの特徴
- 長さ約70~80cm。重量300~400g前後
- クープは5~7本(厳密には7本とも言われている)
- 細長く皮の部分が多いため皮のパリパリ感や香りが特徴的
小麦粉、パン酵母、食塩、水を使って作る製法を日本ではフランス式のパンとしてフランスパンと呼びます。
卵、乳製品、油類などの副材料を使わないのが特徴で、作り手の技術が味を左右します。
クープと呼ばれるパンの切れ目の入れ方で食感や見栄えなどの味のバランスが変わってしまいます。
● バケット? バゲット?
どちらで表記したり、発音するのが正しいのでしょうか?
実際にどのように聞こえるかが一番かなと思います。
バッグをバックと言うような日本語の発音の問題なので、どっちが正しいというよりも私はこう聞こえるというものが正しいと言えるかもしれませんね。
美味しいフランスパンの見分け方とは?
クープとはフランスパンに入る切れ目のことなのですが動画を見るのがわかりやすいです。
簡単そうに手早く切れ目を入れていますが、同じ感覚と深さでクープをつけないと美味しさに違いがあらわれます! まさにパン職人の技なのです!
クープを入れずにそのまま焼きあげるとガス(二酸化炭素)が抜けづらくふわっと焼き上がりません。
小麦粉に含まれる糖分(グルテン)を固めてしまうため食感が固くなってしまいます。
なので、均一にガス(二酸化炭素)が抜けるように均一にクープ(切れ目)があるパンは焼き上がりも均一になるため食感もよく美味しく感じます!
不揃いでいい加減なものを選ぶより、見た目の美しさで選べばいいので簡単ですね。
まとめ
最近のコンビニのパンは美味しいものが多いですが、とにかく柔らかいパンばかりの印象です。
たまには、噛みごたえやカリッとした食感のあるフランスパンにかぶりついてみてはいかがでしょうか?
ということは、「バケットだけどな!」と言った人は間違ってますね。パン屋なのに。
リュアストブルームーンさんコメントありがとうございます。
間違っていたのかというと難しいところです……^^;
そのお店には、面倒なことにフランスパンと〇〇バケットといった具合に種類がさまざまあったので
お店の商品名くらい覚えておきなさいというニュアンスだったのかもしれません。
違いを知ると楽しさも増えるのですが、難しさも増していきますよね^^